2017 伊豆(二日目・後半) |
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続いてやって来たのは持越鉱山の堆積場跡。
・・・・・・って地図で見たら、すごく不思議な様子だったんですが、来てみるとこの通りで何にもありません。
雨もパラつくんでちょっとスベッてすぐに撤収。 |
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北上して続いては悲しい伝説の伝わる瞽女展望地。
ここはホントなら西伊豆の海を見下ろす絶景地のハズなんですが・・・・・・ガスッてまったく眺望が効きません。 |
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下ると戸田の港に出ます。
何故か大学の頃、みんなで4泊くらいしたような・・・・・・。 |
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取り敢えずは展望台に向かってみることにしましょう。 |
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かなり明るく撮ってますけど、実際はメッチャ暗かったです。 |
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あいやぁ~、ますます霧が深くなって来てますがな!
水墨画のような風景と言えなくもないですけど・・・・・・。
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先っぽまで来ましたが、僅か数十mでこんなに真っ白!
ここはもう”Misty Mountain Hop”でも鼻歌で歌うしかない!(笑)。 |
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展望台からの眺めはこの通り、見事に真っ白ですわ~!
これぢゃどぉにもなりまへん、って! |
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仕方なく修善寺経由で三島の町まで下って来ましたが、雨はスッカリ本降りになりました。 |
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雨にも拘わらず、オマケに平日にも拘わらずこの人だかり。 |
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・・・・・・っちゅうか、次から次へとどんどん増えて行きます。 |
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これこそが三島随一の鰻の老舗である安政三年創業の「桜家」。
行列に並ぶのは大嫌いなんですが、ここまで来てリタイヤというのもハラ立たしく、1時間半っちゅう非人間的な待ち時間を耐えることにしました。 |
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並んでても仕方ないんで、傘を借りて散歩することにします。
ヌーッと駅から顔を出す駿豆線の電車・・・・・・「すんずせん」って何か可愛いかも。 |
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地方都市を散歩するのはしかし、結構好きだったりします。 |
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三島は水の町で、豊富な富士の伏流水が湧き出してる影響であちこちに水路があって、街中とは思えないくらい綺麗な水が流れています。 |
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地方の裏通りを歩くと、こぉゆう自虐的な店名は絶対に1軒は見付かりますね。 |
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かつては生活排水等でものすごく汚染された時代もあったそうですが、みんなの努力で清流が甦ったとか。 |
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こうした綺麗な水路のある町って住んでみたい気がします。
これくらいなら氾濫もしなさそうだし。 |
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ちなみに沼津・三島は水道水の美味い町で知られてます。 |
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呑気に写真撮ってますが、実はかなり土砂降りに近かったりして(笑)。 |
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ちょっと銀閣寺の疏水沿いの街並みを想い出しますね。 |
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ムチャクチャな組み合わせやな~!これでオールスタンディングやったら怖いし危ない。
・・・・・・って、気になって後から調べてみたら「アフタービート」というすごく有名なライヴハウスでした。 |
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少し小雨になって来たかな? |
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何だかんだで1時間くらい経ちました。
そろそろ店の方に向かいましょう。 |
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北に向かって歩き始めたはずなのに、いつの間にか店よりずいぶん南の方に入っちゃってました。 |
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順番表見てみると予想より早く入店できそうです。 |
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そんなこんなで案外すんなりと二階の座敷に着席。 |
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まぁ、鰻屋って店に入ってからすごく待つ店も多いんでトータルではそんなに時間掛かってないかも。 |
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落ち着いて見渡してみると、とてもシブい佇まいの店内。 |
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何だか良く分からない納戸があったりして、古い建物を大切に手直ししながら使ってる印象。 |
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まだかな?まだかな? |
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こういう時、ヨメからは落ち着きのない子供みたいだと良く窘められます(笑)。 |
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これ、呆れて笑ってる表情。 |
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肝吸いと香の物到着!
スタンバイOK! |
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何だかんだでヨメも嬉しそう。
鰻は二人とも大好物の一つなんです。 |
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どぉ~ん!鰻3枚、¥4,950也!ツッヤツヤですな!
ちなみにこのお店では「鰻重」と略して呼ばず、「うなぎ重箱」と呼ぶようです。 |
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ヨメは太るの気にして2枚ヴァージョン、¥3,750也!
肝心のお味はというと、まぁ一言で言ってメチャクチャに美味いんですが、あくまで鰻の川魚としての野趣を活かそうとする関西風に対し、上品に仕上げる関東風の流儀を極限まで推し進めたような対極にある印象。
微塵も鰻特有のクセを感じさせない極めて洗練された味にビックリしました・・・・・・ただしその分、やや力強さには欠けますが。 |
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・・・・・・などとゴタク並べる間もなく完食。いやもう、流石に老舗を誇るだけのことはあります。江戸前の鰻でここに並べる店は一体どれだけあるでしょう?
この後、急に晴れ間が広まり始めた東名で一路東京に帰りました。何はともあれ、天気で旅行の6~7割は決まっちゃいますね。 |
----Asylum in Silence----秘湯 露天 混浴から野宿 キャンプ プログレ パンク オルタナ ノイズまで
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