「シズカナカクレガ」ヘヤフコソ
2018 台湾(四日目)

翌朝、昨日とまったく同じ流れで地下の朝食会場へ。
まぁ所謂フツーの「朝食バイキング」っちゅうヤツですな。
ただ、クオリティはかなりハイグレードな印象。

普段、出張で泊まるビジネスホテルなんかとは大違い。
宿泊客はこんな感じのデッカイ欧米系が多い気がしました。
朝からシッカリ腹ごしらえ。

意外にも現在の我が家は健康的で、普段から朝はチャンと食べる方だと思います。
・・・・・・ん!?これってアロエとちゃいますのん?
ココの中華粥はマジで美味かったっす。

上に載ってるのは手前の油条は覚えてるんですけど・・・・・・。
部屋も良かったっすね、ココは。

ちょっと駅や空港から遠い以外はかなりのハイレベルだと思います。
ホテルの前に沢山いる客待ちタクシーに乗って、昨日世予約した店に出発!

台湾のタクシーってしかし、メチャクチャ安いっすねぇ~。
5分かそこらで、台北晶華酒店(リージェント台北)のすぐ隣のビルの2階にある「青絲舫(チンスーファン)」って美容院に到着。
あんまし美容室らしくなくって、何となくおしゃれなカフェっぽい。
いやまぁ、噂の台湾シャンプーっちゅうのをやってみよかい・・・・・・と。
あ、お茶出してくれました。

このシリコン製のフタはちょと欲しいかも。
予洗も何もなし、いきなりチューチューとシャンプーを頭にかけてパフォーマンスが始まりました。

ちなみに、台湾は床屋も美容室も椅子の前に洗面台がないのが標準形。
まずはシンプルにツノ(笑)。
その次はハート。
でもって泡でミッキーさん。

キマる度に店員さんがちょっとドヤ顔して「写真撮れ」って促してきます。
もちろん、お遊びだけではなく、念入りに地肌からシャンプーしてくれます。
自分がミッキーさん(笑)。
これはリボンだそうです。

なんでこんな芸が生まれたか?っちゅうと、元々台湾の女性は週イチくらいで美容室で頭を洗ってもらう習慣があって、その余技で出来たらしい。

日本人は髪を洗い過ぎなんですよね。
ちなみに「青絲舫」とは「柳の葉の小舟」って意味だそうです。
そいでもって別の流し台で洗うと、リンスも無しでいきなりブロー。ドライヤー持ってるのが店長さん。

ところがこれが不思議とバサバサにならないとのコトでした。
ヨメは髪の毛がハンパなく多いんで、二人がかりでブロー!

ケッコー迷惑な客かも知れません(笑)。
そのままタクシーに再び乗って、ちょっと古びたビルに到着。
今度は台湾マッサージ!

「温莎堡時尚館長安店(通称:ウィンザー)」っちゅうチョー有名店です。
この人が店長。

実際にマッサージしてくれたのは一人に付き二人がかりで、もぉ全身の骨がバラバラになるんちゃうか!?っちゅうくらいバキバキやってくれました。

値段はそれなりですが、絶対にこれはオススメ。
後はプラプラと市内を散策することにします。

こりゃ「ドライクリーニング」ってこってすな。
理髪は理髪なんっすね。
近代化の進む台北ですが、古い佇まいも裏通りには残ってます。
基本は煉瓦造りが多いです。

ただ耐震性の観点からも建て替えが推奨されてるらしい。
裏通りに入るとやたら目立つのが単車屋。

台湾では150cc未満が原付扱いで税金等も優遇されており、恐ろしいほどの普及率。
逆に150cc以上は100%の税金+その他諸費用とムッチャクチャに高い。

だから250ccクラスでも、金持ちそうなオヤジがふんぞり返って乗ってます(笑)。
昭和の駄菓子屋さんっぽい雰囲気がありますね。
「小吃」は軽食・小料理、ってな意味。
・・・・・・何となくヘアスタイルが地元っぽくなってるような(笑)。
これは強調すべきと思うんですが、治安が大変良いみたいで観光客もかなり安心して歩けるのが台湾のメリットらしい。
これ、スーパーマーケット。

実は台湾は外食文化なのでスーパーマーケットが極端に少ない。
あと、少ないのが本屋。ネットが日本より遥かに普及しており、今や若者は殆ど紙の書籍を読まないんだそうです。

そんな中でちょっとクールでファッショナブルな店作りで有名な「誠品書店」っちゅうのが中山地下街にありました。何と「オタク」はマンマ「御宅」だったりする(笑)。
「牙醫」は歯医者のコト・・・・・・字面的にちょとコワい(笑)。
ナゼか若い女性が行列を作ってた台湾腸詰の店。
行けども行けども単車屋とかパーツ屋ばっかし。
そんな街角にも祠は必ずあります。

スゴくみなさん信心深いんですよ。
2階以上はガッチリ鉄柵で囲うのが台湾流。

徴兵制があってみんな基礎的なレンジャー技術を身に着けてるんで、高層階でもケッコー泥棒が入るらしい。

泥棒は多いものの、凶悪犯罪は少ないんだそうです。
これはなんと宝くじ。

台湾では賭博が厳しく禁止されてて、唯一あるのがコレ。
本場タピオカ屋があったんで買ってみることにします。
台北でスゴいな、と思ったのは街角の小さな店でもたいていの人が日本語を話すコト。

トルコと並ぶ親日国、これからも仲良くしたいモンです。
歩き回ってお腹が空いたんで、小吃に入ってみました。
台湾に行ったら絶対に外せない魯肉飯(ルーローハン)、あとは団子のスープと煮物を単品で。

二人でこれだけ食べて150元ちょっと、味はメッチャ美味し。
お腹も一杯になったんでさらに歩きます。

これは何かちょっとランク高そうな小学校。
送迎場所、ってな意味だと思います。

午前・午後は「上午・下午」なんっすね。
そいでもって求人は「徴人」。

何となくなんですが、日本で言う正規・非正規みたいな違いはないんぢゃないか?って思いました。

そもそも終身雇用って概念がなさそう。
裏通りはとにかく行けども行けども単車屋だらけ。

ちなみに単車は「機車」。
すさまじい信号。

見てると矢印も一列に並んでます。
これはダウンのシュラフの専門店。

国土は九州くらいの面積ですが、3千メートル級の山が多数あってアウトドア熱はかなり高いみたいです。
「素食」は菜食ってな意味で、今は一種の健康食として若い女性中心に流行ってるみたいです。
台南意麺はインスタントラーメンの元となったと言われる揚げ麺のコト。

安藤百福は絶対にコレを知ってたはずです。
なんか具が色々入ったスープだと思うんですが・・・・・・。

「乾いた湯」は意味が良く分かりません。
そうそう、殆どの家がアパート・マンション形式なんで、郵便受けはこんな風に通りに面して並んでます。

イタズラされたりせんのかな?
当然とは申せ、どこまで行っても漢字だらけ(笑)。

あと、スクーターはこうしてちょっとナナメに停めるのが台湾流。発進しやすく通路も確保できて合理的ですよね。
ん!?

これは何を撮ろうとしたんだったっけ?
按摩も按摩。

地元向けの店は全身やっても600元とメチャ安。
ちなみに自動車は自家用ではドイツ車、日本車では三菱が多い気がしました。
眼科は眼科、看板の意匠も日本と変わりません。
しっかし、こんな厳重に柵で囲ったら火事の時にヤバいんちゃうか?って不安になりますね。
そろそろ荷物置いてあるホテルの近くです。
最後に、道中が無事済んだお礼で祠にお参りすることにします。
ともあれあまり無理せず4日間のスケジュールにして正解だったかも。
何とインド料理屋さんがありました。

値段的には日本よりもちょっと高いくらいな印象。
アカン、もぉ時間がない!

大慌てで松山空港に到着。
あとはもうフライトを待つだけ。
初めての台湾、如何にもパックツアーな前半はちょっとアレな部分もありましたけど、後半はすごく愉しめたように思います。
実は「今年も行けたらいいね~」などとヨメと話してたりします。ホント他にも行きたいトコだらけです。

次こそは野外撮影敢行できないかな?・・・・・・なぁ~んっちって(笑)。
----Asylum in Silence----秘湯 露天 混浴から野宿 キャンプ プログレ パンク オルタナ ノイズまで
Copyright(C) REWSPROV All Rights Reserved