2017 信州(三日目・前半) |
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翌朝、昨日と同じように夜のうちに雨は上がってますが、イマイチ天気がパッとしません。
まぁ、ますます台風は近付いてるワケですし。 |
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それでもまぁ旅先での日課である単焦点散歩にGO! |
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個人営業の小さな旅館の魅力って、ロビー周りの「ゴチャッと感」ではないかと常々思ってます。
その点でここは理想的かも(笑)。 |
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信州で「竹乃内」ってワリと珍しいかも。
鹿児島系の苗字ですもんね。 |
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ちなみに道路を挟んで向かい側は、連泊のビジネス向けの別館です。
こっちはほぼ満館状態。 |
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もう8月なのに七夕の飾りが出ています。
こちら辺では旧暦でお祭りをやるんでしょう。
たしかに今の新暦での七夕は梅雨の真っ最中で雨多いですから、旧暦の方が似合うかも知れません。 |
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それにしてもタムロンの35mm/F1.8の描写はスゴい。 |
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オマケに寄れるし手ブレ補正は効くし、私的には非の打ちようがありません。 |
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まぁ、オートフォーカスのスピードは爆速とは行きませんけどね。 |
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最初泊まろうと思ってた湯ノ沢温泉旅館はホントにすぐ隣です。
たしかに誰も泊まってなさそう。 |
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花って詳しくはないですけど、実にヘンなヤツですよね。
こんなにも誇らしげに性器を剥き出しにしてるのに、誰もが美しいと言う。 |
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う~ん、ちょっと風でブレてしまいました。
被写体ブレを止める技術ってできないモンでしょうかね!? |
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如何にもなピン浅写真ですなぁ~・・・・・・(笑)。 |
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あれ!?どこにピント合わせたんだっけ? |
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川を見るとこれまた昨日のように茶色く増水してます。
今年は異常気象だと思います。 |
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額紫陽花って紫陽花の中でも特に好きだなぁ~。
調べてみると、こっちの方がより原生種に近いそうです。
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うぉ!階段上がるとぬぉ~っと出て来ました。
珍しくうつ伏せ寝だったのか目が腫れぼったい(笑)。 |
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何はともあれ朝食ですな。
胡瓜の浅漬け。 |
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梅干。 |
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温泉玉子。 |
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納豆にエノキ、大葉添え。 |
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玉ネギとワカメの味噌汁。 |
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追加で茄子の糠漬け。
実に良い色に漬かってますね。 |
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あとは味付海苔とヨーグルト、以上!
実に簡素な朝食ですけど、これくらいの方が昼飯に響かなくてラクかも。 |
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これなら小食なヨメも楽勝ですわ。
・・・・・・って、呑気に構えてられません。テキパキ行動しないと台風が迫ってるんだった! |
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そんなんでバタバタ出発して、まずは通過してばっかりの差切峡へ。
ここは「ドの渕」ってトコで、後の吊橋は「熊の穴」という洞窟に向かうものですが残念ながら通行止め。 |
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意外なまでに険しい岩壁が聳え立ってます。
落石があったら逃げ場もないし、もぉひとたまりもありません。 |
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それにしても「ドの渕」の「ド」って、何やねん!?(笑)
「怒」か「弩」か、それとも「℃」か!? |
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こうして見ると大したことなさそうですが、手すりは低いわ老朽化してるわ谷は深いわでかなり怖い。 |
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遥か下をここのところの雨もあって濁流が渦巻いてます。
・・・・・・え!?撮影!?ここはパスしました。 |
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続いては行き残してた虚空蔵山の岩屋神社へ。
ここもまた事前のリサーチで、メリ込み系の懸崖造りであることが判明してます。 |
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・・・・・・って、どこが上り口か分からんがな! |
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こんなんまくれ落ちたらタダでは済まんコト必至なので、泣く泣くパスしました。
左側には緩やかな迂回路があるハズなんですが、猛然と茂る夏草に埋もれて全く分かりません。 |
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そんなこんなで三才山トンネルを抜け、一路東に走って霊泉寺温泉到着。
ここは何となくこれまで未訪のままだった温泉地です。 |
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歴史はたいそう古いようで、その名も霊泉寺というお寺が温泉発祥の地となっています。 |
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仁王門を上屋で囲ってる例ってあまり見たことないかも。 |
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かつては通りに沿って旅館が櫛比し随分栄えた時代もあったようですが、今はスッカリ寂れて静かな山峡のいで湯といった佇まい。 |
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最も有名な中屋旅館は、武者小路実篤が定宿にしてたことで有名。
ナカナカ重厚な作りで好感が持てます。
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隣接してた旅館が解体されたのか、なんだか「立ち退きを拒絶してる内に取り残された家」みたいな外観の「松屋旅館」。 |
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その手前にある入湯料200円也の共同浴場。
入りましたが、まぁフツーでした。 |
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・・・・・・って、後から気付いたのですが、旅館に入らせてもらっても200円だったようです。
しまったぁ~っ! |
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何となく眠ったような風情のある味わい深い温泉で、次回は泊まってみようかと思いました。 |
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さらに東進して武石公園に到着。
ここは何となく良さげな巨石系ではないかって気がして寄ってみることにしたのです。 |
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吊橋、ったって道路のすぐ上やんか!(笑)。 |
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こうして見るとけっこうな山の中に見えるんですけどね。
時々下を車が通って行きます。 |
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田圃の中に細長く伸びる低い丘、っちゅうのが最も正しい形容でしょう。 |
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撮影に向いてそうに見えるでしょ? |
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それがすぐ10mほど下では、沢山の人がエンジン背負って草刈りやってるんですよ(笑)。 |
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ロケーションだけ見たら最高なんですけどね。
如何せん高さがない。 |
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巨石もそう呼ぶにはいささかショボいし・・・・・・。 |
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しかし、初夏の頃は一面に躑躅が咲いてひじょうに綺麗だそうです。
これは一番隅にあったお社。小石を拾って置くのが習わしなんでしょうか? |
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ともあれ、こぉゆう空振りもタマにはある、ってコトで・・・・・・。
ちょっと明るく撮り過ぎました。実は最近、どんどん明るく撮る方になって来てます。歩留まりとしては落ちるんですけどね。 |
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いささかシオ垂れて道を下ると、ヨメが「ちょっとこれ、アンタの好きな巨石系ちゃうん!?」と言います。 |
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うわぉ!たしかに! |
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・・・・・・って、何とまぁ、かなりスゴいやんか。 |
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木の葉越しで見えにくいですが、御神体らしき巨岩。 |
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武石公園直下のこの大宮諏訪神社、巨石系のサイトでも情報を見たことが無く、完全にノーマークでした。 |
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陰陽石は雌雄同体なんでしょうか?(笑) |
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これも御神体と思われる巨岩。
5~6mは軽くあります。 |
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惜しむらくはここ、何かの工場がすぐ隣にあるのと、前を道路が通っててロケーションとしてはとても難しい。
・・・・・・などとフザけた感慨をマジメに語っても仕方ないっすね。風がやや強くなって来てるので、急いで上田に出て昼食にすることにします。 |
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