2017 福島(三日目・道六館特別編) |
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彦治民芸から坂道を上がってくと、何だか神社みたいな千木と鰹木のある屋根の建物があります。
これが目指す「道六館」。 |
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いやまぁ要するに秘宝館、っちゅうヤツっすな。
金払わずに入るバカが多かったのか、ものすごく物々しい造りの回転ゲートが出入口両方にあります。 |
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入るといきなりこれ(笑)。 |
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それほど広くない室内のガラス棚にはギッシリと古今東西のエロネタ系グッズがギッシリと陳列されてます。 |
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ダビデ像とタントラのアクロバティックな性交がいっしょくたになってるのはスカムな景観で良いカンジ。 |
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鎌倉の弁天のインドバージョンみたいなモンっすかねぇ? |
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チンマンなら何でもOK!ウェルカム! |
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枕絵の掛軸。
こんなん飾ってる家ってあるんかな? |
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見立ての妙のチンコ椅子。 |
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これまた見立ての妙のマンコ置物。 |
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最早何が何だか良く分からないですね。
どれも削り出しの一木造りでコストと手間ヒマは掛かってます。 |
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明治時代の大砲みたいな巨大摩羅。 |
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跨ってみました(笑)。
脱いでもらった方が良かったかも。 |
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エロ花札。
まぁエロトランプがあるんだからあってもおかしくはないんですが、実見するのは初めて。 |
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枕絵の九谷焼大皿。 |
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これに刺身とか盛ったらバッドテイストで楽しそう。 |
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・・・・・・まぁ貝類が中心になりそうですけどね(笑)。 |
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意匠そのものは元ネタが別にあって、それをコピーしてるだけなんでしょうけど、金泥の皿にしちゃおうってトコに強力なオリジナリティを感じます。 |
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今でも作ってるのかなぁ? |
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ナカナカ豪勢なレズの乱交模様。 |
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マトモに買えば一体どれくらいの値段するんでしょうね。 |
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しっかしこれを飾り皿にして置いてるトコって見たことないです。 |
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裏地が枕絵のネクタイ。
表面の柄がオッサン臭い。 |
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四十八手皿。
その左のチンマンは何に使うものなのか? |
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福助の女版である「おたやん」は下から見ると・・・・・・ってな仕掛け。 |
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100円遣う気にはなれませんでした。
恐らく他の閉館した秘宝館から持ってきたモノでしょう。 |
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建物の外観が神社風であることから分かるように、一番奥にはチャンと注連縄張った天然木マンコの御神体が祀られてます。 |
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上を見上げると何故か昔のAV女優等身大ポスター。 |
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GORO時代くらいなカンジでしょうか。 |
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ん!?こりゃ誰だ? |
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さらには空中ファック中な蝋人形。
・・・・・・肌の色悪くて怖いっす。 |
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チンコ薬味皿等食器類。 |
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左下は単に貝殻ですやん。 |
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チンマン徳利の数々。
そぉいや昔、私も一つ持ってたような。 |
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何だか良く分からないけどとにかく力強くめでたげな男根と言えましょう。 |
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枕絵湯呑と猪口。
絵皿と比べるとちょっと安っぽい造り。 |
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水森亜土イラスト風エロ灰皿。
70年代テイストを感じます。 |
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本来のこけしとしては正しいのかも(笑)。
左から三番目には「道六こけし」とありますね。 |
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まさか象牙細工ではないと思います。
かといってプラスチックでもなし焼き物でもなし・・・・・・ |
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大理石とか蝋石なのかな? |
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とにかく型で抜いたモノではなさそうです。 |
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稚拙ではあるんですが、細部の造り込みがスゴい。 |
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とにかく素材が何なのか、謎の置物。 |
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こちらはもちょっと大衆的に陶器でできてるようです。 |
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作りも何だかひじょうに素朴。 |
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作った側とコレクトした側、両方のエロに対する執念が感じられます。 |
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おっぴろげバージョンと勃起バージョン(笑)。
紙マッチ自体最近スッカリ見かけなくなりました。 |
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これは今でもたまに見かける四十八手扇子。 |
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さっきのくんずほぐれつ置物のミニバージョン。 |
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こうして見ると、展示物はキチンと整理・分類されてることが分かります。
右には熱いお茶を入れると水着が消える懐かしのヌード湯呑がありますね。 |
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エロ手拭の数々。
右側にある「桃用漢字表」は初めて見ました。 |
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布製品系は意外にバリエーションに乏しい印象。 |
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この辺から時代がやや下がったレトロモダンな雰囲気のが増えて来ます。
素材もソフビニやプラスチックが目立ち、カラフルになってます。 |
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奥にあるマグカップはやはり吸い付いて使うのかな?(笑) |
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奥の人形は笛が良く見るとチンコ。
その左のヌード写真はキャプションからするに三春のどっかの工房でで撮影されたものみたい・・・・・・彦治民芸だったりして(笑)。 |
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エロ栓抜きの数々。 |
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チンコ天狗や土鈴。
般若はどんな仕掛けになってるのか分かりませんでした。 |
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狸とエロの組み合わせの数々。 |
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昨日の磐梯熱海で触れた、火災で消えた「磐光ホテル」跡地に再建された「磐梯グランドホテル」、そこに併設されてた秘宝館「極楽殿」の手拭い。
バッドテイストでいいっすね~。 |
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都々逸みたいなんが添えられた手拭い。
「恋鬼も角を隠せば仏かな/名僧も衣隠せば凡夫かな」・・・・・・それで何でチンマンなのかはサッパリ意味不明(笑)。 |
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昭和50年代くらいまでは全国的に見られた秘宝館も、今や絶滅の危機に瀕してます。そんな中、ここは狭いながらも展示品の密度は圧倒的で、たいへん貴重な存在と言えましょう。
「チンマン系」っちゅうチープでキッチュ、スカムでポンな常民文化を私は大切だと思います。 |
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んじゃ~、股ね~♪オッパイパイ~♪(笑)
・・・・・・ってなカンジで道六館特別編はここまで。 |
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