2016 北関東(後半) | |
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フラワーパークを出ると一面の麦畑が広がっています。 実は北関東一帯は今も小麦の一大産地で、そのため昔から饂飩で有名な町が多い。 |
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GoogleMapで目星を付けてた廃墟を訪ねてみましたが、単なる空家でした。 |
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そのまま佐野市街に向かい、いもフライの老舗として有名な「いでい焼きそば店」を訪ねてみました。 |
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何てことない住宅街の一角にあります。 |
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どっちもひじょうに安い。 地元の人は何十本単位で買って行くようです。 |
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焼きそば2つといもフライ4本を注文。 |
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店の脇のイートインコーナー(?)で早速一口・・・・・・美味っっ! |
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ここの焼きそば・いもフライは、地元産の「マドロスソース」を使うのがポイント。 |
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こぉゆうモンってこんなコカコーラのベンチで食うから美味いんだと思います。 |
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そのまま北上して赤見にやって来ました。 以前は温泉と出流原弁天池等を訪ねただけで、こっちは初めて。 |
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石灰鉱山の廃墟です。 以前はもっと建物が広がってたんですが・・・・・・ |
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今は最上部のここだけになってしまいました。 しまったなぁ〜・・・・・・。 |
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採掘された原石を下の焼成場に落とすホッパーだったようです。 |
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遥か下には倉庫の廃墟が見えますが、すぐ目の前は住宅地でロケーションにはむつかしそう。 |
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投入口。 |
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実際に掘ってたのはさらに上の方で、ここはそこから落として貯めていた施設ではないかと思われますが、如何せん生い茂った雑草で何が何だか分かりません。 |
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奥の方の建物は見事に崩壊しちゃってました。 こちらもまぁ時間の問題でしょう。 |
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いつごろまで現役だったんでしょうね。 |
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こういった木造の産業建築には独特の繊細さがあると思うのですが、あまり顧みられることもなく、今はもう殆ど見かけなくなってしまいました。 |
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これまたレトロな消火器。 ちなみに廃墟の消火器はあんまし近寄っちゃいけないものです。腐食で爆発の危険があります。 |
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下の方にやって来ました。 こちらはコンクリートの壁に囲まれて、何だか神殿跡みたいな雰囲気があります。 |
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奥の方にシューターが見えます。 |
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石灰鉱山としてはかなり小規模ですが、中身が濃いというか雰囲気はかなり良い感じ。 |
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いそいそと着込む(笑)。 |
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問題はあまりに住宅地に隣接してるトコでしょう。 |
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石灰は日本が唯一自給できる鉱物で、鉱山もまぁ何処にでもあるや、って思ってたんですが、実際はそうでもなくなって来てます。 |
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大谷石で造られた頑丈な建物が草に埋もれていました。 |
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どうやら変電所だった模様。 |
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小さいなりに全ての設備がコンパクトに揃ってたんですね。 赤見鉱山を後に次の目的地に向かいます。 |
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こちらは有名な村樫石灰戸叶鉱山。 山中に忽然と現れる黄色い貯蔵タンクの列であまりに有名。 |
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こちらに来るのは2回目。 ギャラリーで紹介するのは初めてかもしれません。 |
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ここは1980年代初めに閉山になったのですが、色んな遺構が今尚そのままに残っています。 |
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錆びて朽ちた鉄骨のジャングルのような光景は圧倒的です。 |
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縦横に走るベルトコンベヤ。 |
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ただ、かなり老朽化は著しく、既に崩れ落ちてる箇所もありますのであまり誰彼にもお勧めはできませんが。 |
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もう、足場なんかもボロボロに錆びて俗に言う「韓国海苔」状態ですし。 |
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この姿を残せるのもあと何年か・・・・・・。 |
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今回来たのは、もちろん撮影もありますが、あるモノをこの目で見るため。 |
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貯蔵タンクの下のホッパーに下ります。 |
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雑草に半ば覆われながらもありました。 |
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カトーの762mmゲージの産業ロコです。 |
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ネット情報で調べたところ、こちらはどうやら1号機。 |
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元はここから遥か上の方にあった坑道掘りのトンネルからホッパーまでの短い所を行ったり来たりしてたようです。 閉山と共に下まで降ろされ、第二の人生を見付ける予定だったのでしょうが、それも叶わぬまま30年以上が過ぎました。 |
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2号機の方は哀れ完全に朽ち果てて、このように無残な有様。 |
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葛生のナローと言えば唐沢や駒形が有名ですが、実際はあちこちにこのように小規模な軌道はあったようです。 |
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現役時代の様子についてはこちらに詳しく乗ってます。 歳月っちゅうのは残酷なモンです・・・・・・だからこそ「今」は美しいのかも知れませんが。 |
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村越石灰戸叶鉱山跡。 ここは再訪に値する素晴らしい廃墟と言えるでしょう・・・・・・危険ですけど。 |
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小腹が空いたんで再びいもフライの店へ。 今度は「いもフライ岡本」。 |
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やはりここにもマドロスソース |
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ちょっとモダンな雰囲気の店内。 いもフライは1本80円。 |
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やや小ぶりなものの、揚げたててサクサクのアツアツ。 ちなみにポテトサラダとかウィンナーフライとか他の店には見られないメニューもありました。 |
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クルマを停め、レトロな床屋の横を通り過ぎて到着したのは・・・・・・ |
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初詣の集客数では関東屈指のスポットである・・・・・・ |
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・・・・・・佐野厄除大師。 これで川崎、西新井とコンプリート(笑)。ちなみに「関東三大大師」を名乗る寺院は10以上あります(笑)。 |
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・・・・・・めんどくせぇな(笑)。 |
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6角形の箱から棒が出て来るタイプとは違うんですね。 ちなみにおみくじを考案した元祖は、この近所にある元三大師であると言われます。 |
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・・・・・・末吉でした。 ちょと残念。 |
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御守類が自動販売機なのはちと味気ない。 |
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年がら年中灌仏会やってんですね。 |
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お札関係はチャンと対面販売でした。 正月は恐らく近付けないくらいに混み合うんでしょうな。 |
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ちょっと奮発してありがたげな御札を購入。 |
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こぉゆうのって宗教による巧妙な恐喝システムと思ってしまうのは私がひねくれてるからでしょうか? まぁ、たしかに私も厄年に大病と手術しましたけど・・・・・・。 |
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ちょっとレトロファンシーなヴィジュアルのせいか、せっかくゆるキャラGPチャンピオンになったのに、その後波に乗り切れないままの「さのまる」。 |
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古刹としての風情は一切ありませんが、佐野厄除大師、それなりに楽しめました。 |
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大根蕎麦、ってーのがこの辺の密かに名物らしいので、昼夜兼用で立ち寄ってみることにします。 時間も押してるので、ルート上で近い所を探し「元禄」ってお店に立ち寄ることに。 |
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あんまし聞いたことないけどなぁ〜・・・・・・佐野で麺っちゅうたらラーメンちゃうんか?って疑念が残るまま注文することに。 |
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出て来ました。 要するに千切りの大根が蕎麦の上に大量に乗っかってるもののようです。 |
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デザート付きなのはちょっと嬉しい。 |
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・・・・・・で、肝心の大根蕎麦なんですが、まぁ予想通りっちゅうか、大根が晒されてどぉでも良くなっちゃってるというか・・・・・あまり大したものではありませんでした(笑)。 蕎麦自体はかなり美味しかっただけに残念かも。 |
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もう一つの名物「耳うどん」にしときゃ良かったかな〜?って気もしながら陽の傾きかけた中、渋滞に巻き込まれることもなく一路東京に戻りました。 日帰りにしてはかなりあちこちシッカリ回れて充実した一日になりました。 |
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