「シズカナカクレガ」ヘヤフコソ
2007 初詣(2日目)・・・・・・アニミズムでポン!!

翌、1月2日。

この日も早起きして今度は千葉の奥地にやってきました。
清水の舞台みたいなのが岩の上に立ってる、っちゅう噂を聞いたのです。
それがここ、上総牛久のちょっと向うの笠森観音。
まぁ、観光的には華のない一帯ではあります。
それでもまだ元旦2日、朝もはよから善男善女は集うてきてます。
・・・・・・二本しか写らんかった(笑)。
隣の木は根元が潜れるようになっています。
すぐに山門到着。
うわ!想像してたよりもリッパやんか。

普段は200円だそうです。
早速登ってみることにしましょう。
ちなみに正月ってコトで無料開放中。
上から見下ろすとかなり高いことが分かります。
ヨメは高いところがあまり好きでない。
なもんで早々に下りることに(笑)。
この本堂は四方懸崖造りといって、
小さな岩山のてっぺんにお堂がかぶさるように乗っかっています。
このような作りは国内では他に類例がないらしい。

ある種の巨岩信仰の変異形みたいなもんですね。
まだ早いので、御守売場もそれほど混んでいません。
茶店もガラガラ。
屋台もまだまだ仕込み中。
何となく撮影。

それほど時代を遡るものではないでしょうが。
ちょっと中華な雰囲気の六角堂には地蔵がいました。
さらにその脇を上がると
・・・・・鐘楼。
ごぉぉぉんんんん〜〜〜〜〜〜、っと。
だいぶ人出も増えてきました。
そろそろ屋台も準備完了。

関西でゆうところの「回転焼き」ですな。
アニキは結局ジャンボフランク。
そろそろ次に向うことにしましょう。
ちょっと分かりにくいですが、模型のレイアウトにもないような非現実的な切り通し。下はバス停へ下る男坂、上は神社への道。

この画面の右側も同じような切り通しで女坂となっています。
さて、そのまま上総一ノ宮に移動。
地名の由来ともなった玉前神社に向います。
冬空ともあいまって、町の印象は何だか侘しげ。
最近こんな古い家の写真を撮ることが増えてる気がします。
くすんだ町並の向うに赤い鳥居が見えてきました。
思ったより小さい神社です。
由来書きを読んでもイマイチよく分かりません。

まぁ、とにかく参ればエエ、っちゅうねん。
お〜!参拝客はけっこうギッシリ。
何だかミョーに嬉しそう。
変わった意匠の絵馬。
巫女さんも大忙し。
熊手は賑々しくていいですね。

思いつく限りの縁起物をメチャクチャに詰め込んだようなアナーキーさがたまりません。
この神社は神楽で有名なようです。

その舞台。
甘酒を飲む下の子。

いや〜、御神酒の振る舞いもあったんですけどね〜。最近取り締まり厳しいですから・・・・・・。
御神籤は大吉と吉。
あまり見て回るところもないので、そろそろ切り上げることにしましょう。
・・・・・・って、はぁ!?マジっすかぁ?
何だか風化したコンクリートブロックのようにしか見えないんですけど・・・・・・。

ちなみに右の石碑には橋本龍太郎の名前が。
このようにマンガっぽい看板で啓蒙を行わねばならないあたりに、今の寺社仏閣の現状があるような気がしますな。
でもまぁ縁日は楽しいワケだしぃ、と。
駐車場に戻る途中、駄菓子屋発見。

子供ってホンマこぉゆうのに目ざとい。
昨日と同じく臨時駐車場は学校の校庭。

帰りは意外に道路が混んで時間がかかりました。
最近すっかり土産マニアになってしまいました。

本日の収穫はこの瓢箪。
裏面には芭蕉の句。

どこにでもやって来てるんですな、この人。
それと公式グッズで・・・・・・
観音の御絵。

明日からはソロで行動です。
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